2014年8月12日火曜日

【予約開始】吃音のリスクマネジメント:備えあれば憂いなし [単行本(ソフトカバー)] 菊池良和 (著)

僕は吃音ドクターの九州大学耳鼻咽喉科の医師菊池良和さんが新しい書籍を書きました。

みなさん!!ぜひ予約して読んでください。
http://www.amazon.co.jp/%E5%90%83%E9%9F%B3%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-%E5%82%99%E3%81%88%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%B0%E6%86%82%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%97-%E8%8F%8A%E6%B1%A0%E8%89%AF%E5%92%8C/dp/4761407654/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1407837111&sr=1-1



菊池さんのFacebookより引用

このたび、私の3冊目の本が出版されることが決定し、Amazonでも注文できるようになりました。前著「エビデンスに基づいた吃音支援入門」では、エビデンス紹介と、大まかなアドバイスを記述させていただきました。しかし、吃音臨床を続けていくうちに、ある一定のパターンの問題(リスク)に陥っており、「また、同じ悩みだね」と思うことが増えてきました。現実問題、大人の吃音者に聞くと、皆同じ所でつまずいており、一見どもっていないから、何も手出しができない訳ではなく、吃音に伴う被害(リスク)を最小限にできる(マネジメント)のではないか、と考えるようになりました。
 昨今、原発問題や韓国での沈没した旅客船問題ではしきりに、「リスクマネジメント」の言葉が頻用されています。そして、昨年「いじめ防止対策推進法」が昨年制定され、学校現場でも「リスクマネジメント」という概念が広まりつつあります。「吃音が治せないから、吃音臨床はしたくない」ではなく、「治せないかもしれないけど、この子の人生において、リスクを最小限にしてあげたい」と思いながらの臨床の姿勢が良いと思います。平易な文章とイラストを使ってで書いています。吃音児の親御さんも読んでいただけることを願っています。そして、吃音のある人がより暮らしやすい社会に変えていきたいと思います。「吃音のリスクマネジメントの目次」
1 幼児期のリスク
リスク1 真似が始まる
リスク2 「なんでそんな話し方なの?」と聞かれる
リスク3 友達に笑われる
リスク4 お遊戯会の発表
リスク5 吃音がひどいとき
リスク6 親による話し方の矯正
リスク7 人前で子どもがどもることが心配
リスク8 祖父母の過剰な心配
2 小学校低学年のリスク
リスク1 吃音のからかい(真似、指摘、笑われる)
リスク2 「なんでボクは、あ、あ、あ、ってなるの?」
リスク3 先生への吃音の伝え方
リスク4 音読の対応
リスク5 劇の発表
リスク6 苦手な場面
リスク7 吃音がひどいとき
リスク8 家ではどもるのに、学校ではどもらない
リスク9 習い事
リスク10 親による話し方の矯正
3 思春期のリスク
リスク1 自己紹介
リスク2 不登校(新しい環境への適応)
リスク3 先生の無理解
リスク4 病院に行きたい
リスク5 部活を始める
リスク6 親が吃音改善の通信販売を勧める
4 大学生~社会人のリスク
リスク1 自分の食べたいものの注文
リスク2 人前での発表
リスク3 就職活動の乗り越え方
リスク4 電話の問題
リスク5 吃音を軽減したい

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