2016年1月2日土曜日

2016年1月2日 吃音ラジオがTBSラジオで紹介されました |土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!│TBS RADIO AM954 + FM90.5 人権TODAYコーナー

土曜朝イチエンタ。堀尾正明+PLUS!│TBS RADIO AM954 + FM90.5 人権TODAYコーナー
にて『吃音ラジオ』の主催者の方々が取材されました。

今回の人権トゥデイで、吃音者の取材は二回目ですね。
◆以前の放送はコチラ 2014年5月24日
http://www.tbs.co.jp/radio/horio/human/20140524.html


◆2016年1月2日の放送はこちら
http://www.tbs.co.jp/radio/horio/human/20160102.html

HPは全文書き起こしではありません。まとめてあります。
番組中、堀尾正明さんが。「(吃音は)克服はできるんですけど、でもこういう番組がありますと非常に励みになりますよね。」と発言してしまったことが残念でした。

補足すると、吃音は治る人もいるし、症状が軽減する人もいるし、そのまま幼少期からあまり変わらずに吃音がでてしまう人がいますね。誰もが克服できるとは限りません…。

2016年1月2日現在は2014年7月3日国立障害者リハビリテーションセンター発表により突如として世の中に知られるようになった、2005年に施行された発達障害者支援法・17文科初第16号厚生労働省発障第0401008号通知を利用すれば、吃音の人も精神障害者保健福祉手帳を取得できるのですよね。本日のTBSラジオの人権トゥデイコーナーでも『吃音で困っている人は軽度でも困っていれば障害者手帳が取得できます』と補足してほしかったです。

TBSラジオの方、このブログを見ていたら、人権トゥデイのコーナーを修正しておいてください。よろしくお願いします。内閣府の政府広報オンラインも、吃音やトゥレット症候群は発達障害だと明記していますよ。吃音によって就職できない人や自殺してしまう人もいるのです。ひきこもりになってしまう人もいます。自治体の役所の障害福祉課などに、吃音の相談をしても(周知徹底されていないがため)「吃音は障害者じゃないよ」と言われてひきこもりになった人もいます。

内閣府 政府広報オンライン 発達障害ってなんだろう?
http://www.gov-online.go.jp/featured/201104/contents/rikai.html


放送日:2016年01月02日
担当:鳥山穣
今回はインターネットで配信している
「吃音ラジオ」というラジオ番組を紹介します。

話すときにつまってしまう、
吃音がある人が集まり無償でラジオ番組を制作しています。

吃音ラジオのパーソナリティをつとめる
遠藤百合加さんは
「吃音者って100人に1人居るというのがネットに書いてある、
その割には吃音って知られていないなと思って、
もっと多くの人に知ってもらおうと思ったのと
知ってもらうには吃音者の話し方を知ってほしい、
聴いてもらおうと思って」と
始めたきっかけを話しています。

吃音ラジオは、
遠藤さん、広瀬功一さん、青木瑞樹さんの
3人で出演、制作、配信を行っています。
すべて無償で、3人とも学生だったり、
社会人として過ごしています。

実際の番組は
吃音の悩みや、「この言葉が言いにくい」などの「あるあるネタ」、
専門家を呼んで「しゃべり方の工夫」など様々です。
一箇所のスタジオに集まるのではなく
それぞれの自宅からネット経由で出演するのも特徴です。

3人とも吃音に悩む当事者で、
学校でのレポート発表や仕事での電話応対など
困ることもあるそうです。
広瀬さんは
「電話は苦手。何年働いてもいまでも抵抗がある。慣れない。
職場だと身振り手振りもできない。
業務上の固有名詞は言いかえがきかない」と、
話していました。

吃音者には言いにくい言葉があり、
普段は別の言い方をして乗り切ることが多いのですが
公式な場や、言いかえが聴かない場所で困ることがあるそうです。
そうした悩みも吃音ラジオでは話されています。

当初は数十人だったリスナーも
開始から一年経って徐々に増え、
現在では一日に数百人がHPを訪れるそうです。

遠藤さんは「自分以外にも
吃音者がいたのか、というメッセージをくださったり、
自分も吃音ラジオに出演してみたいという声も増えた。
この先も吃音ラジオを続けていきたい」と
話していました。



吃音ラジオを取材した、担当:鳥山穣記者も自身が吃音だとカミングアウトしていました。
鳥山記者によると、この三人は日常生活を送れる比較的症状の軽い吃音者だという。
それぞれの個人差があるとのこと。

しゃべる言葉は、固有名詞が大変だ。
場面とか相手によるとか、精神状態によって変化するそうである。

実際、鳥山記者も子どものころから、吃音であったが、大人になるくらい、現在は落ち着いてきているそうだ。吃音は、ぱっと言いやすい言葉、言い難い言葉が人それぞれにあるそうだ。
鳥山記者は「ありがとうございます」が言いにくいそうだ。
人によって「どーもです」「ごっつあんです」と言葉の言い換えを行っているとのこと。
しかし、公式な場、オフィシャルな場では、言い換えができない。(目上の人や会場の人に失礼にあたるから?)
固有名詞も言い換えができないよねと。


堀尾正明さんによると、昔は有名な落語家さんやアナウンサーにも吃音者がいるよね。
長峰由紀さんによると、意外と役者さんの中にもいらっしゃいますよね。
堀尾正明さんによると、「(吃音は)克服はできるんですけど、でもこういう番組がありますと非常に励みになりますよね。」

なんと最新回は、TBSラジオのスタジオで、吃音ラジオの最新回(2016年1月2日時点)を収録したそうだ。そしてゲスト吃音者として鳥山記者が参加しているとのこと。

吃音ラジオに興味あるかたはコチラ。







0 件のコメント:

コメントを投稿