2016年1月27日水曜日

吃音を笑わない 吃音を怒らない 吃音を排除しない

最近、考えるようになったことである。

吃音を笑わない
吃音を怒らない
吃音を排除しない

この3つが重要であると考えます。


・吃音を笑わない
吃音者がどもるとき。

それを笑わない。
それをからかわない。
それを真似しない。

★吃音者芸能人がいるとして、それを「私のときは笑ってください」という場合は「可」なのかもしれない


・吃音を怒らない
吃音者がどもるとき。

それを怒らない。
吃っているのは、ふざけているわけじゃない。
相手を怒らせようとして、吃っているわけじゃない。
吃っているからと言って、ちゃんと言えるようにしなさい、治しなさいと怒らない。
吃音を治さないと会社を解雇するぞと脅さない。怒らない。


・吃音を排除しない
吃音者がどもるとき。

それを理由にありとあらゆる可能性を排除しない。
障害を理由とする差別の解消の推進(障害者差別解消法)
障害を吃音に置き換える。

吃音を理由として当事者が望む学校に行かせないようにする。
本当は勉強したいと思ったけど、私には無理だと諦めさせない。
入学試験・面接で排除しない。

資格試験でも吃音者がどもることにより排除しない。

吃音者が働きたいと思って就職活動をして応募してきた。
吃音があるからコミュニケーションができないだろうという考えは改める。
世間一般でいう「普通」なコミュニケーションができないから弊社では働けないな。
という判断はしない。

普通じゃなくてもいいじゃないですか?
発話しやすい言葉を使うから敬語が使えない、接客応対マニュアル通り順番通り、言葉を発話できない。
それでもいいじゃないですか?

吃音者が社会に出て働く時は、同僚も上司もみなさんが、ひとこと説明をするようにしてください。
「この人は吃音があるけど、びっくりしないで。」




■参考
吃音者への究極の本当の合理的配慮とは何か?
http://stutteringperson.blogspot.jp/2016/01/blog-post_92.html


0 件のコメント:

コメントを投稿