2016年6月13日月曜日

週プレニュース 吃音の記事2本紹介 「吃音(きつおん)症」ーー“吃音ドクター”が明かす、見えない障害のリアル 実は女性にはレアケース…月9ドラマ『ラヴソング』で再認知された“隠れ吃音(きつおん)症”当事者のリアル

山口幸映氏が週刊プレイボーイニュースにて
3本連続の予定とのこと

●前編
福山主演月9ドラマで描かれた「吃音(きつおん)症」ーー“吃音ドクター”が明かす、見えない障害のリアル
http://wpb.shueisha.co.jp/2016/06/12/66581/


6月13日に最終回を迎える「月9」ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)。「吃音(きつおん)症」を持つヒロイン(藤原さくら)が、元ミュージシャンの臨床心理士(福山雅治)と出会い、「音楽」で表現することを通じて、ありのままの自分を受け入れ、成長していく姿を描いたヒューマンドラマである。

これまで正面切って取り上げられることが少なかった吃音というテーマにスポットを当て、「歌う時には、どもらない」というメカニズムを中心に、吃音を持つ人の悩みをリアルに描写した同作は、SNS上では良作と評価する声も続出した。

同症については、現在でも誤った理解や偏見が多く、当事者本人ですら、自分の症状を誤解していることも多い。そこで今回は、そんな“誤解だらけ”の吃音についてドラマ監修者のひとり、菊池良和(よしかず)医師に伺った。


●中編
実は女性にはレアケース…月9ドラマ『ラヴソング』で再認知された“隠れ吃音(きつおん)症”当事者のリアル
http://wpb.shueisha.co.jp/2016/06/13/66583/

福山雅治主演の月9ドラマ『ラヴソング』に登場し、あらためて認知される機会を得た「吃音(きつおん)症」。

前編記事(「“吃音ドクター”が明かす、見えない障害のリアル」参照)ではドラマの監修者のひとり、菊池良和(よしかず)医師に同症の基礎知識について伺ったが、今回は当事者である吃音女性たちの声を中心に紹介する。

同作では、ドラマ初挑戦ながら吃音当事者の姿を極めて忠実に再現したヒロイン役・藤原さくらの演技も高評価され印象に残るが、実は吃音を持つ女性はレアケースなのだとか。

菊池医師によると、言語発達の盛んな2~4歳頃に発症する場合が多いが、発症から3年で男児は6割、女児で8割の子供が回復。女児のほうの言語能力が高いため、吃音を発症した後も回復しやすいためだと考えられている。その結果、成人当事者の男女比も4:1ほどと性差が顕著(けんちょ)なのだという。

そこで今回は、より“マイノリティ”である女性当事者を中心にそのリアルな声を取り上げる。

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