2016年11月18日金曜日

2016年12月内閣府障害者週間連続セミナーの内容が公開されました

内閣府の平成28年度「障害者週間」行事の一覧が公開されました。


吃音者の当事者団体である特定非営利活動法人全国言友会連絡協議会も12月7日にセミナーをすると書かれています。

吃音も発達障害者であることがもっと、どんどん世の中に広まっていくことを願います。

吃音業界内部ではどうしようも変えようがない派閥抗争…。となると外圧である一般の人に吃音は発達障害者支援法に入っていると知られることがとても大切です。外部の人が吃音は発達障害なんだねと理解認識してくれれば、社会保障制度ももっと認知されますし、障害者枠で働きたいと思う吃音者や吃音者のための合理的配慮や吃音ガイドラインを考えた企業団体も登場してくるでしょう。

今年は発達障害団体が多いですね。5件が発達障害関連です。
トゥレット、吃音、JDDネット、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 です。


「主催: 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構~16:45 発達障害者の雇用を促進するために Vol.5~安定して働き続けるために一人ひとりができること~」

↑実はこのセミナーが勉強になります。
昨年は精神障害者のことが取り上げられて、主に雇用する側の人事採用担当者が多く参加していました。その中で述べれたのは「障害受容のできた、就労移行支援事業所に通所している障害者を雇用しなさい」ということでした。まさに雇用する側は障害受容のできた、手帳を持っている当事者なら採用したいのです。これが、今年は発達障害に置き換わりどのような内容になるのか興味があります。






2.障害者週間「連続セミナー」
日時: 平成28年12月6日(火)~7日(水)
会場: 有楽町朝日スクエア (〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン1F)
参加者 : 一般(無料) 100名
内容: 障害者週間の事業の一環として、8団体が、障害及び障害者に関する国民の理解を促進するため、連続してセミナーを実施する。
12月6日(火)
時間 次第
10:00
~12:00 チック、トゥレット症候群とそれに関連する発達障害
小児期に見られるチックの多くは、まばたきや首をふる動きで、1年以内に消失しますが、一部は多彩な運動性チックと音声チックが出現し、トゥレット症候群の経過を辿ることがあります。この症候群の重症例では、全身の激しいチックや、奇声や汚言を認めます。また小児期の併存症としては、注意欠陥多動性障害や広汎性発達障害があります。本セミナーでは、小児科を受診するトゥレット症候群の診断や治療、併存症との重なりなどについて、お話しさせていただきます。
主催: 特定非営利活動法人日本トゥレット協会
所在地 : 〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目43-11福祉財団ビル7階
電話: 03-6912-9625
FAX: 03-6912-9625
URL: http://tourette-japan.org/
12:30
~14:30 オストメイト対応トイレの実態調査
がん等の病気や事故で、お腹にストーマ(人工肛門・人工膀胱)と言われる排泄口を造設したオストメイトと言います。オストメイトはストーマから排泄される便や尿を、ストーマ装具と言われる袋に受け、溜まった排泄物はストーマ装具からトイレに捨てる必要があります。また、緊急事態としてお腹に貼ったストーマ装具を交換するケースもあります。
オストメイト対応トイレは、これらオストメイトのニーズに合わせ使いやすいように設計されたトイレですが、色々な仕様のものが設置されています。東洋大学福祉デザイン研究科では、JOAの全国の支部会員の協力を得て、色々なオストメイト対応トイレがどのような状況で、どのように利用されているかのアンケートを実施しましたので、その集計結果を発表いただきます。皆様のオストメイトやオストメイト対応トイレへの理解が深まることを期待します。
主催: 公益社団法人日本オストミー協会
所在地 : 〒124-0023 東京都葛飾区東新小岩1-1-1-901
電話: 03-5670-7681
FAX: 03-5670-7682
URL: http://www.joa-net.org/
14:45
~16:45 発達障害者の雇用を促進するために Vol.5
~安定して働き続けるために一人ひとりができること~
改正障害者雇用促進法の施行や発達障害者支援法の改正といった法整備が進む中で、発達障害者(を含む障害者)の就職件数は大きく伸びています。一方、事業主においては、発達障害者の雇用に際し、一人ひとりの障害特性を見極めた対応が求められ、その対応に不安や課題を抱えている状況にあります。そこで、職務の切り出しや職場内の支援体制などを工夫した具体的な雇用管理事例や、働く発達障害者の声等を紹介し、発達障害者の職場定着に向けてそれぞれの立場で取り組むことについて、参加者とともに考えます。
主催: 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
所在地 : 〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉3-1-2
電話: 043-213-6203
FAX: 043-213-6556
URL: http://www.jeed.or.jp/
17:00
~19:00 失語症を含む高次脳機能障害者の社会的障壁を考える
平成28年4月障害者差別解消法が施行され、障害者に合理的配慮の必要性が求められています。見えない障害である失語症・高次脳機能障害者が社会で当たり前に生活していくのに必要な社会支援の施策や福祉環境について考察します。
主催: 特定非営利活動法人日本失語症協議会
所在地 : 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-14-5-405
電話: 03-5335-9756
FAX: 03-5335-9757
URL: http://japc.info/
12月7日(水)
時間帯 次第
10:00
~12:00 高齢者・障害者等の読み書き困難者への理解を促進する行政施策について考える
平成28年4月1日に施行された障害者差別解消法には、意思疎通支援の方法として、大活字等の拡大文字表記や読み書き(代読・代筆)支援が明記されています。また、政府が定める基本方針にて、障害者への理解促進を図る研修会の実施が推奨されています。当会は、大活字図書等の多媒体での出版を進めながら、障害者や高齢者等の読み書き困難者への理解をさらに進める行政施策の促進について考えるセミナーを行います。
主催: 特定非営利活動法人大活字文化普及協会
所在地 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-3 冨山房ビル6F
電話: 03-5282-4361
FAX: 03-5282-4362
URL: http://www.daikatsuji.co.jp/
12:30
~14:30 「吃音(きつおん)や関連する障害のある人の社会参加・就労支援に向けて」
吃音がある人は、吃音そのものや、2次障害である社会不安障害、引きこもり、うつなどにより社会参加が難しい人が多いです。初めに、最近吃音外来を開設した医師により、その診療状況や、診断書や手帳の取得によって社会参加ができた事例を交えて講演をしていただきます。そして、当事者、当事者の就労を支援する団体、医師とのディスカッションを通して、吃音とその2次障害の理解を進め、社会参加にあたっての課題などを考えたいと思います。併せて、発達障害者支援法の改正、障害者差別解消法の施行などを法整備が進む中、吃音者を迎える社会がどう変わっていくか、合理的配慮も含めて考えていきます。
主催: 特定非営利活動法人全国言友会連絡協議会
所在地 : 〒170-0005 東京都豊島区南大塚1-30-15(東京言友会館)
電話: 090-5423-3294
FAX: 03-3942-9438
URL: http://zengenren.org/
14:45
~16:45 発達障害児教育への支援~音声教材の有効性と今後の課題について~
近年、教育現場においては学習障害等の障害児教育に音声教材を利用して成果を得ている事例がある。
そこで、発達障害児教育への支援について、音声教材の有効性の観点から専門家、障害当事者の方、教育現場で実践中の方を招いて意見交換をし、今後の支援のあり方・課題について考える。
主催: 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
所在地 : 〒162-0052 東京都新宿区戸山1丁目22番1号
電話: 03-5273-0601
FAX: 03-5273-1523
URL: http://www.jsrpd.jp/
17:00
~19:00 大人の発達障害について ~最近の動き~
最近注目されている大人の発達障害について、理解促進と、どのような対応がよいのか「合理的配慮」についても提示する場とします。また、今年改正された「発達障害者支援法」についても、最近の動きと合わせながら、報告します。
主催: 一般社団法人日本発達障害ネットワーク
所在地 : 〒105-0013 東京都港区浜松町1-12-14昭和アステック5号館5F
電話: 03-5733-6855
FAX: 03-5733-6856
URL: http://jddnet.jp/

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